意外と簡単!HSK5級合格の勉強法を公開

意外と簡単!HSK5級合格の勉強法を公開

「HSK4級に受かったし、次は5級にトライしたい」
「HSK4級って簡単そうだし、5級からチャレンジしたい」

HSK4級合格までなら、そこまで勉強しなくても合格するでしょうが、HSK5級に合格したいとなると、ある程度時間を確保して正しい勉強法を継続しないと合格が難しいでしょう。

そこで当記事ではHSK5級合格を目指す方に向けて、当レベルを241点で一発合格した私の勉強法をお伝えします。

『勉強しているのに伸びない』と悩んでいる方は、【成長曲線の仕組み】も御覧ください

※私のHSK5級のスコアです(北京大学で受験しました)HSK5級合格の勉強法を徹底解説

HSK5級の概要

HSK5級の概要

聞き取り30分、読解45分、作文40分という時間配分ですが、途中休憩はなく継続して試験が続きます。

あと、試験の結果はおおよそ受験日の1ヶ月後くらいに、ネットで確認できます。(受験の窓口によって、確認方法に多少の違いはあるようです)

HSK5級のレベルですが公式サイトによると、中国語の新聞や雑誌が読め、中国の映画やテレビも観賞でき、中国語でスピーチできることが要求されます。

学習の目安としては、2,500語くらいの常用単語をマスターする必要があります。

ここまで聞くと、

すごく難しいんじゃないの!?

と思う方もいらっしゃるでしょうが、個人的な感想としては中国語の雑誌が完璧に読めずとも、テレビの内容が完全に理解できなくても合格できるというのが印象です。(もちろん、一定の勉強はしないと合格できませんが。)

その理由としては、日本人はすでに漢字を知っているので、読解のパートを難なくこなすことができるからです。

単純計算ではありますが、読解で80点取れると、聞き取りと作文が50点づつでも合計180点で合格点に到達します。

繰り返しですが、日本人にとってHSKは簡単なのです。

5級に必要な勉強時間

勉強時間ですが、3時間の勉強を毎日続けたとして10ヶ月〜1年くらいで合格点に達することができるのではと思います。
(もちろん個人差はあります。)

HSK5級に必要なテキスト

HSK5級に必要なテキスト

まずはテキスト選びを間違えないようにしましょう。

HSKも過去問が効果的

HSKにおいても過去問は必須です。

テキストなどにある模試を一生懸命する方が時折いらっしゃいますが、微妙な発音、問題の傾向などが過去問と異なるケースがあるので、過去問をメインに対策するほうがよいでしょう。

下記に日本語の解説がある過去問をご紹介します。

本当は過去問を買うほうがよいのかもしれませんが、そこまでお金を掛けたくない方は、汉语考试服务网というサイトより過去問をダウンロードできます。
http://www.chinesetest.cn/godownload.do

過去問を使用する際のポイントは、
・ある程度、中国語に自信がついた段階で過去問を解く
・わからない文法、単語はしっかりマスターする
・聞き取れなかった発音は正確に聞き取れるまで練習する
・間違った問題はなぜ間違ったかを徹底分析

以上を意識してください。

人によりけりですが、
試験前に2〜3問以上の過去問をこなすとよいでしょう。

HSK初心者の方向けテキスト

HSK初心者の方は、以下の【中国語会話 口語速成入門編(上・下)】を使ってください。

中国語学習の総本山である北京語言大学が発行している書籍ですが、日本語で説明が加えられているのと、単語や発音の解説が丁寧で見やすいです。

入門編(上)

入門編(下)

入門編の次は基礎編

基礎編の次は提高編

提高編ですが、解説が日本語対応ではなく英語となっているので、わからない箇所はご自身で意味を調べる必要があります。

もし面倒でしたら、中国語の講師に教えてもらうのもよいでしょう。

提高編は現在、第三版があるもののAmazonでは第二版しか売っていません。

ちなみに第二版は北京語言大学出版社で、第三版は北京大学出版社となっているものの、中身はそこまで変わっていないと思います。

また、第二版はCD別売となっていて、第三版ではCDが付属している場合とそうでない場合があるそうです。

CDが付いていない場合は、下記URLより音声をダウンロードする形となります。
http://www.pup.cn/dl/

HSK5級対策のテキストについてその1

そして、青枠部分に汉语口语速成提高と入れて查询のボタンをクリックし、

HSK5級対策のテキストについてその2

青字の汉语口语速成提高をクリックすると音声がダウンロードできます。

一例ですが、以下に第三版を売っているお店のURLを記載いたします。

中国輸入図書センター八仙:https://store.shopping.yahoo.co.jp/hassen/9787301263761.html

亜東書店:https://www.ato-shoten.co.jp/index.php/product-38733.html

※恐らく大丈夫だとは思いますが、お店の信頼性についてこちらが不明なことはご了承ください。

漢語口語速成シリーズについて

漢語口語速成シリーズは留学先や語学学校でよく使用されます。

単語、文法、聞き取り、読解、作文に対応していますので、効率よく勉強できます。

HSK向けでなく日常会話などでも使用できますので、ぜひとも活用してみてください。

HSK5級における各パートの勉強法

HSK5級における各パートの勉強法

听力(聞き取り)の勉強法

英語などの勉強方法と本質的には変わらず、やり方は同じだと考えてください。

ただし注意すべき点は、中国語にはピンイン(拼音)と呼ばれる4つの音声があることです。

なので学習の際はピンイン+単語ごとの発音+漢字の3つをセットで学習しましょう。

なぜここまでピンインを強調するのかといいますと、記事の上でも書きましたように日本人は音声より漢字に頼るあまり、聞き取りがおろそかになりがちだからです。

HSKの聞き取りも、単語+文法が土台となりますが、同時に音声力が必要です。

そこで重要となるのが、シャドーイングと呼ばれる勉強法で、文章ごとに10回は行うようにしてください。

シャドーイングは、聞こえてくる英文をすぐ後追いして、声にして読み上げる勉強法で、会話、聞き取りなどの力がつきます。

シャドーイングの流れとしては、聞き取り問題を解く→聞き取りの文章に出てくる単語や文法などをしっかり復習→間違った問題の分析→そして文章を10回シャドーイングしましょう。

シャドーイングなんて面倒だ!と思う方もいらっしゃるでしょうが、自分で正しく発音できない中国語は聞き取れないということを忘れないでください。

特に、ピンインについては体に染み込ませるくらいの気持ちで聞き取り+発音してみましょう。

シャドーイングのやり方については、下記URLにて英語をベースに詳しく説明しています。(中国語でも同じです)
URL:https://gogakustudy.com/shadowing/

読解(阅读)の勉強法

漢字がわかる日本人である以上、中国語の基礎を固めれば読解は簡単なので得点源となります。

上記に挙げたテキストにある文章、そして問題をマスターする形をおすすめします。

その際ですが問題にある文章内で、わからなかった単語と文法は必ず理解するように精読しましょう。

その後に問題を解き直し、間違えた問題はなぜ間違えたのか、きちんと把握するようにして次に活かしてください。

そしてさらなる知識の定着のために、文章を3回音読しましょう。

物事を覚える際は、書く、見るだけでは足りず、声に出して聴いて覚えることも効果的です。

音読は、文章の意味を理解しながら行ってください。

そして音読が終わった後に、パラグラフごとに1文で簡単な要約を中国語で書き出し、それぞれの要約を見渡して文章の全体像が見えれば合格ですので、次の問題へ進みましょう。

作文(写作)について

接続詞や副詞などを使って、テンプレートとなる文章を試験前までに用意しておくと時間のロスが減ります。

また作文した文章がよいかの判断は、あなたではなく試験官になるので、客観的な目線で中国語の講師に見てもらう方がベターです。

語学学校の先生に見てもらうのもよいですが、独学などでされている場合はスカイプレッスンでお願いするのがよいでしょう。

私が使っていたのは、BitExというスカイプ中国語でした。
https://bitex-cn.com/

授業の質は講師によりけりですが、Jasmine先生は教え方、知識、日本語もバッチリだったので、非常にお世話になりました。

HSK5級における本番の心構え

HSK5級における本番の心構え

試験前日

HSKの試験前日は、勉強はほどほどにしてしっかり休みを取りましょう。

疲れている中で試験に挑むと、つまらないスペルミスをしたり、リスニングで集中が切れるなどの事態が起こります。

また大学生や社会人の方は、飲酒などは絶対に控えてください。

試験当日

細かいことかもしれませんが、鉛筆で書いているとだんだん鉛筆の芯がなくなって、文字が太くなるため、書きづらくなります。

また、鉛筆の先が答案を書いている途中で折れることもあります。

そのような事態に備え、鉛筆は多めに準備しましょう。

私は6本くらいの鉛筆を準備していました。

うっかりミスに要注意

HSKは時間がない中の戦いで、本番では多少の緊張が予想されます。

そこで起こりやすいのがうっかりミスです。

特にマークミスや漢字の書き間違いには絶対に気をつけてください。

まとめ

HSK5級合格の勉強法まとめ

上記でお話したことを以下にまとめました。

・読解で高得点を取りやすいのでHSKは日本人にとって簡単
・過去問は必須
・テキストは口語速成シリーズをお勧め
・漢字に頼りすぎて聞き取りをおろそかにしない
・聞き取りはシャドーイングの勉強法がお勧め
・作文はテンプレートを試験前に準備
・作文は中国語講師に添削してもらおう
・試験前日はしっかり休みを取る
・うっかりミスに要注意

しっかり対策をすれば、そこまで苦労することなくHSK5級はクリアできます。

そして、HSK5級は履歴書に書いて評価してくれる企業もあるので、ぜひとも頑張ってください。

HSK6級の勉強法も知りたい方はこちら

【意外と時間がかからない】HSK6級の合格だけを考えた勉強法を公開

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