【受験者目線】MBA受験にはGREがおすすめ!?【対策付き】

MBAでGMATの勉強をしているけど、中々点数が伸びない
そもそも私大文系だし、GMATの数学が難しい
などこんな悩みを持たれてGMATに苦しみ、MBA受験をあきらめようとしていませんか?
実はMBA受験はGMATだけではなく、ビジネススクールによってはGREの提出を認めてくれることがあります。
そしてあなたの特性によってはGMATよりGREの方が簡単で、簡単にスコアメイクできることも。
例えば私の場合ですが、GREの勉強を初めて2ヶ月ほどで、GMAT640点に相当する点数を独学で取得することができました。
そこで当記事では受験者目線より、GREの特徴をGMATと比較するなどしながら、GREをおすすめする理由を解説していきます。
『勉強しているのに伸びない』と悩んでいる方は、【成長曲線の仕組み】も御覧ください
GREとは?
GRE(Graduate Record Examination)はETS(教育試験サービス)が主催する、アメリカやカナダなど、欧米や英語圏などの大学院への進学の際に求められる共通試験となっています。
点数換算はMath170点満点、Verbal170点満点、エッセイ6点満点となっており、
MathとVerbalで満点が340点となっています。
ちなみにGREのGMAT換算ですが、合計312点でGMAT600点ほどに相当すると言われています。
ご自身でもETSの公式サイトでGREのGMAT換算ができますので、試してみてください。
問題の特徴
GMATのように、全問題において1問ずつ回答する必要はなく、1セット20問のセクションとなっている中、セクション内でしたら自由に問題を行き来することができます。
そのため、ご自身が解きたい問題から解くことができます。
GMATとの違い
GMATと比較した場合、一般的に言われるのは、GMATがMBA向けの試験だとすれば、GREは大学院全般向けというのがポイントです。
試験の中身でいうと、『GREはMathが簡単でVerbalが難しく、GMATはその逆でMathが難しくVerbalが簡単』というのが違いです。
ではGREのVerbalがどう難しいかというと、英単語の部分になります。
難易度的には、もしすでにあなたがMBA受験の勉強中でしたらご存知だと思いますが、TOEFL英単語3,800の最難関以上の単語が、GREのVerbalに頻出するというレベルです。
GREの対策
おすすめのテキストとしましては、大学院留学 GREテスト学習法と解法テクニックという参考書です。
日本語で書かれており、理解するのも楽だと思いますので、3週くらい読むなかでしっかり重要な知識を定着させることをおすすめします。
そしてVervalに関しては単語勝負の部分がありますので、iKnow!というオンライン単語集を利用されることをおすすめします。
DMM英会話と提携していて、DMM英会話の有料会員でしたらiKnow!を無料で利用できます。
またMagooshというサイトでは、GREに関する問題集を手にすることができます。
ここでは数をこなして問題に慣れつつ、GREに必要な文法、単語、MathやVerbalの解き方などを理解・定着させてください。
GRE受験にあたっての注意点
GREも準備ができて今から受験だ!
と思ってもGREは場所がある程度決まっていて、希望日に多くの方が受験となると満席となるので、早めに予約する必要があります。
また時間が長いので疲労も重なるため、前日は早く寝るなどの体調管理が必要となります。
そして問題数が多いので時間との戦いとなるでしょう。
なので、考えてもわからないケースも出てくるかと思いますが、その際はランダムに選んでどんどん先に進んでください。
まとめ
英単語を苦にならず覚えることができ、数学が苦手な人はGREを受験されることをおすすめします。
MBA受験において、苦労して時間をかけて英語のスキルを上げていくことは非常に大事なことです。
しかし、あなたのように仕事をしながらMBA対策を行うのであれば、勉強時間の制約上『いかにして最短で苦しまず合格するか』も大事となってきます。
MBA受験ではTOEFLとGMATが基本セットという風潮ですが、あなた自身が本当にその試験が向いているのかじっくり考えてください。
もしかしたらGMATよりもGRE、TOEFLよりもIELTSのほうがあなたの特性に合っているかもしれません。
“己を知れば百戦危うからず”という言葉にあるよう、しっかりと自己分析をおこない、ご自身に合った試験を受けてスコアメイクをしましょう。
そうすればあなたのMBA合格も間近になること間違いなしです!
GMATを検討される方はこちらも御覧ください