中国語の勉強おすすめツール集【初心者必見】

目次
中国語を勉強しよう!
と最初はやる気満々でも、勉強を重ねるにつれてどんどん学習が辛くなり、どのように勉強したら良いのか分からなくなってしまう方、多いと思います。
難しくて分厚い参考書を読んでいてもあんまり頭に入らないし、眠くなるだけ…なんてことも多々ありますよね。
それでも、諦める必要はありません。
何故ならあなたの周りには中国語を楽しく勉強出来るツールがたくさんあるからです。
今回はその中でも特に、わたしがオススメしたいものをご紹介していきます!
中国語の勉強で必須のアプリ
ShareWis
ShareWisとはオンライン学習サイトで、当該ページ内にカエルライフというサイトが作った中国語学習ツールがあります。
URL:https://share-wis.com/instructors/kaerulife
初心者向けにも詳しく作成されているので、おすすめです。
知乎
日本でいう知恵袋に似た質問アプリです。
自分が気になることを、「どうやったら伝わるかな?」と考えながら中国語で質問を書いてください。
そうすることでライティングの練習になるし、知恵袋とは比にならないくらい情報量が多いので、閲覧するだけで新たに収穫出来ることも多いでしょう。
中国語の動画で勉強しよう
ここではおすすめの動画について触れますが、Googleなどで調べると気軽に出てくるので、あなたにとって馴染みが出やすいものだと思います。
中国語のおすすめドラマ
『皇后的男人(皇后の男)』といい、ジャンルは「ファンタジー時代劇」です。
2000年前の古代を生きている男性と現代の女性という設定以外は、ごく普通の恋愛ドラマのシナリオなので、テーマがわかりやすくて良いです。
また主題歌や挿入歌などもたくさんあり、作中でも何度か聴けるのも、良い学習ツールになりました。
次におすすめが『愛的密方(ラブ・アクチュアリー 君と僕の恋レシピ)』です。
恋愛相関図がやや複雑なラブコメディです。
セリフ以外に人物それぞれの考え事が、音声になっている場面が多いのが特徴です。
つまり表情や仕草によって、視聴者に気持を察してもらうような演出は少なめとなっています。
中国語のおすすめ映画
『サンザシの樹の下で』、『台北に舞う雪』
いずれも切ない恋という分かりやすいテーマの映画です。
恋人、友達、家族間や学校や職場の会話が多いので、恋愛に限らず使える日常会話を聴けるのが特徴です。
その他『四川のうた』もおすすめです。
映画の大半は登場人物各々のインタビューで成り立っています。
日常会話より少し長めの、センテンスのリスニング力を磨きたい方に良いでしょう。
また、四川省をはじめ、遼寧省など色んな地方出身の中国人が話しているので、北方と南方のイントネーションの違いなどに気付くことも出来ます。
中国語のTVで勉強しよう
映画やドラマのセリフは、一つ一つのセンテンスが短く、フォーマルな表現はあまり使われてない感があります。
そこでより高度なリスニング力を鍛えるためには、TVのニュースやドキュメンタリー番組の視聴をおすすめします。
例えば中国ではCCTV(中国中央テレビ)などが主要なテレビとなっており、アプリでスマホ視聴できたり、Youtubeでも動画が掲載されています。
実際、HSK等のリスニング試験もレベルが上がるにつれて、音声の速度は映画よりゆっくりに聴こえても、科学や社会問題など、内容が難しいものを聴いて理解することが求められます。
しかし最初は自分の好きなトピックで番組を選びましょう。
例を出すと、宇宙や惑星に興味があるのであれば、『宇宙视觉』(Youtubeあり)を観るなどするとよいでしょう。
星や天体現象に関する単語等は使う機会は限られると思いますが、そこで使われている数字の言い方だったり、比較や否定の様々な表現は実用で使えるものだったと思います。
中国語のサイトで勉強しよう
初級から、レベルが上がってもずっと使えるのはweblio中国語というオンライン辞書です。
URL:https://translate.weblio.jp/chinese/
日本語→中国語訳だけでなく、その逆も対応しています。
weblioの良いところは、一つの単語でも一つ、二つだけでなくたくさんの意味が載っている点と、音声付きの例文が同時に見られる点です。
その他中国語を勉強するのにおすすめツール
中国の歌
学習ツールとして相応しいのは、バラードで独特な比喩表現などはなく、ストレートなラブソングです。
理由としては、ゆったりしたテンポの方が聴き取りやすく真似して口ずさむことが出来るからです。
また、歌詞は単語や表現が難しすぎると、かえって学習に時間がかかりすぎてしまうので、ラブソングがおすすめです。
一番おすすめなのは、井柏然の『银河所有的星星』(Youtubeあり)です。
歌詞に「要把全世界都送给你、只要你微笑就可以(=世界のすべてをあなたにあげたい、あなたが微笑めばそれで良い)」とあります。
「把」構文や「只要~就…」の構文は、授業でなんとなく見たことがあっても、どう使うか分からない方も多いかも知れません。
このように、実際に歌などで使われているのを繰り返し見たり聴いたりすることで、自分のものになってきます。
ただし、歌を使った学習で注意が必要なのは、メロディに合わせて言葉の発音が変わるため、正しいピンインや四声は覚えられないというデメリットがあります。
歌で吸収したことは、発音ではなく文法上で役に立つでしょう。
中国の詩
孟浩然の「春暁」を見てみましょう。
春眠不觉晓 chūn mín bù jué xiǎo
处处闻啼鸟 chù chù wén tí niǎo
也来风雨声 yě lái fēng yǔ shēng
花落知多少 huā luò zhī duō shǎo
文法に関しては、日常会話で使うものと異なり、あまり収穫はないかも知れません。
しかし、一文字一文字の漢字は現在でも使う頻度が高く、詩の朗読はリズムで覚えられるので、頭に入りやすく、正しい発音を覚えるのには手っ取り早いでしょう。
検定の過去問や文法書以外の本
書店では『HSK○級問題集』など、検定の対策本などを買って勉強する方も多いかもしれませんが、読書用の本を買うような感覚で興味がある本を買ってみるのも良いでしょう。
特におすすめは西川芳樹著『声に出して読む中国語の名句』(白水社)です。
格言がただ一句ずつ書かれているのではなく、それらが実際に使われた新聞、ニュース、本等の記事が載っています。
音声・ピンイン・日本語訳が付いているので、音読にもピッタリですし、語彙力も格段にレベルアップすることが出来ます。
他には童話の中国語バージョンも良いと思います。
たとえばグリム童話などは初級〜中級者の方にはおすすめです。
子供用なので読みやすく、また方向補語や把構文など、授業で習ったような文法が多く使われていて勉強になります。
まとめ
私は学生時代に諸事情で留学を諦め、今後も留学するのは難しいと考える中、国内で最大限に中国語を楽しく学ぶにはどうしたら良いか試行錯誤した結果、上記であげた勉強法にたどり着きました。
そしてあなたも私が上記にあげたよう、様々なツールを最大限に使うことで、会話や読み書きに必要な中国語を効率よく身に付けることが出来ます。
今の私ですが、新HSK5級を取得し日本国内で、中国語を生かした仕事に従事しています。
中国語は声調言語であり、発音や文法なども日本語とは異なる点が多いので、はじめは慣れないかもしれません。
しかし、工夫次第でどんな人でも楽しく中国語を身に付けていくことが出来ますので、ぜひとも頑張って下さい!加油!
総合的な初心者向けの勉強法を知りたい方はこちら