外国人と付き合う方法とは?【留学経験者は語る】

目次
「外国人と付き合いたい…」と思う日本人女子・男子は結構多いと思いますが、なかなか表立ってそう言えない人は多いですよね。
「外国人と付き合うって、カッコイイ!!」と思う反面、「でも、色々大変そう…。そもそも英語もしゃべれないし、無理ムリ…」と思う人も多いでしょう。
当記事では多感な高校生活を海外で送り、様々なカップルを見てきた著者から、外国人と付き合いたいあなたへ恋愛アドバイスいたします。
外国人と付き合うきっかけ
一番良いのはやはり学校!
誰もが同じ「学ぶ」目的を持って来ていて、国や州などから認可された、きちんとした学校ならば、各々の身元も保証されていて、危険な目に合うことも非常に稀です。
職場も身元が保証されているのは同様ですが、学校のほうが大人の損得勘定や駆け引きの無い、純粋な恋愛が出来る確率が間違いなく高いです。
映画「タイタニック」でも「女にとって大学は夫探しの場」というセリフがあるように、一番安全かつ確実な相手を迅速に見つけられるのは、学び舎です。
習い事・趣味の集まり
学校程安全度は無いものの、何かしらの同じ目的を持って集まってくるので、身構えず自然と仲良くなれるのが習い事や趣味の集まりの魅力です。
スキューバダイビング、ボルダリング、ランニングなど、初心者からベテランまで楽しめるスポーツ系がより良いでしょう。
異性が集まる場でないと意味がありませんので、スポーツが苦手な人も、自分が少なからず興味のある集まりがあればまずは一度、無理の無い範囲で参加してみましょう。
おすすめしない外国人との出会いの場
バーやクラブ
日本でも外国人が集まるバーやクラブは都心部に沢山ありますが、やはりお酒が入る=軽率な言動をとり易くなるのが人の常です。
日本人男性が気の強い西洋人女性をバーやクラブでナンパするにはかなり度胸が必要です。
小柄ではっきりとNOと言えない日本人女性は、バーやクラブでは押しの強い外国人男性に無理強いされ、怖い思いをすることも多々あります。
マッチングアプリ
最近は誰もが出会いが少なく、まっとうな出会いを求めている男女も世界中に溢れているので一概に悪いとは言えません。
事実、私の知人でもマッチングアプリで幸せな結婚をした人もいます。
けれど、これは上級者向け。
少なくとも、自分の意志をはっきりと声高らかに、流暢な英語で主張できない人に海外のマッチングアプリは時期尚早と言えるでしょう。
男性の場合はマッチングアプリ上でお金目的の女性が近づいてくることもあります。
また女性の場合は、一夜限りの遊び相手を求めて、気の弱い日本人女性をターゲットにしている悪人男性も事実います。
それと、日本人とは違い外国人には情熱的な人が多く、良い年のオジサンやお爺さん(!)が若い日本人女性に一方的に熱を上げてしまい、ストーカーになったケースは後を絶ちません。
あなたがかなり危険を嗅ぎ分けられる人でない限り、マッチングアプリでの出会いはオススメ出来ません。
外国人と付き合うまで
日本人女性と外国人男性のケース
日本人女性が外国人男性と付き合える確率はかなり高いです。
日本人女子で容姿に自信のない人の大半が、地味な黒髪、子供っぽい丸顔、小さな目、一重…のいわゆるコケシ顔だと思いますが、正直英語圏では美人よりコケシ顔の方がモテます。
また、アジアンビューティーが大好物な外国人男性は多く、「日本人の女の子」と聞くだけで舞い上がる男性は確かにいます(その分変な人に狙われないよう気もつけなければなりませんが・・・)
お国柄やその地域にもよりますが、英語圏では人がごった返した街中であっても、混雑したバスの中でも、小さな子供が走り回っているショッピングモールであっても、男性は好みの女性をみかけると気軽に声をかけてくる人が多いです。
そう考えると日本人男性はむっつりだ、と言われますが、これは海外に行くとより痛感します。
“Hi, beautiful!” 「やあ、美人さん!」
“Hello, sexy!” 「君、セクシーだね!」
“Gee, you look hot!” 「わぁ、君イけてるね!」
“whew!!” 「ヒュー!!(口笛)」
しかし、これらは即ナンパ、というわけではなく、「カワイイ子見かけたら間髪いれずに声をかけずにはいられない」外国人男性の挨拶みたいなものです。
あなたが不快に感じたら無視すれば済み、悪い気がしなければ気軽に”Thanks!”とだけ返せばOK!
その後更に話しかけてきたり、追ってきたりとナンパに発展することもあります。
また、一人でいても友達と一緒にいても、いきなりその場に割り込んできて、「君、名前なんて言うの?」と真剣に瞳を見つめて口説いてくる図々しい人も多いです。
「そんなナンパから始まる恋なんて嫌!」ですよね、私もです。
事実、日本でも海外でもナンパがきっかけで真剣に付き合った人は私も友人も一人もいません。
ナンパしてくる人は見知らぬ赤の他人なので、海外では日本の10倍気をつけるべきですし、日本国内で易々と日本人女性をナンパする外国人の目的はまず、誉められたものではありません。
あと、ナンパはもちろん、趣味の集まりで気になる人がいても安易にはついていかず、くれぐれも慎重に行動し、段階を踏みましょう。
逆に「やはり日本人女性は真面目なんだな。彼女にうかつなことはできないぞ」と相手の背筋を伸ばさせるくらいで丁度よいです。
付き合うきっかけは日本も海外とさほど変わりはありません。
ただ、外国人男性は日本人男性の100倍以上積極的なので、正直あなたがOKさえ出せれば、外国人男性が沢山いる環境にさえ身をおけば、付き合うこと自体はたやすいです。
日本人男性と外国人女性のケース
日本人男性が外国人女性、特に西洋人女性と付き合える確率は正直低いです。
しかし、決してゼロではありません。
ただし、それには高い英語力とわがままな西洋人女性(日本人女性と違い、彼女たちは付き合うと途端に女王様に変貌するDiva気質です)に尽くし、喜ばす努力が不可欠です。
今までいかに日本人女性に甘やかされ、尽くされてきたかを痛感するでしょう…笑
先に上げたとおり、外国人男性は日本人男性の100倍以上積極的です。
あなたが指をくわえている間にぐいぐいとアプローチし、無理目の美女すらかっさらっていってしまいます(もちろん、アプローチが下手でふられてばかりの人もいますが)
しかし、日本人男性とアメリカ人女性のラブラブカップルの知人もいます。
日本人の彼氏を追いかけて単身日本にきた情熱的なアメリカ人の女の子もいました。
「日本人の男の子ってカッコイイ!」という日本男児好きの外国人女性もいるので、諦めずに頑張って下さい!
外国人と末永く付き合うには?
外国人と永く付き合うには、ちゃんと本音を言うこと、これに尽きます。
「察して欲しい」は通じません。
ただでさえ人種が違い、育ってきた環境が大きく違うのです。
日本人同士なら容易に分かり合えることも全く分からず喧嘩になったり、大きな誤解が生じてしまうことはざらにあります。
そうならないように、そうなってしまっても、「自分はこう思っている」とはっきり、明確に告げること。
「え、なんでそう思うの?」と怪訝な顔で聞かれることも多いでしょう。
これも異文化ゆえに心底分からない、理解できないことがあるからです。
お互い「違うことが当たり前」を前提に、分かり合える努力を惜しまないことです。
外国人と付き合ううえで大変なこと
言葉の壁
外国人と付き合ううえで大変なのは、一般的には言葉の壁でしょう。
事実、留学先で別の国の留学生に一目惚れされ、猛アタックを受けお付き合いすることになった日本人女子がいました。
彼(英語はペラペラ)はその彼女のことが大好きだったのですが、彼女の英語は拙く、彼の質問に対してもイエスかノーでしか返せないレベル…。
彼が何かに怒った時、なぜ怒っているのか、彼は懸命に説明しているのに理解もできない。
彼女もまた自分の言いたいことをほとんど言えない。
彼はかなり根気よく頑張っていましたが、結局まともな会話が成立せず、コミュニケーション不足で破局となりました。
価値観の違い
一方、日常会話に自信がある人なら大丈夫かと言うと、そうでもありません。
お付き合いを始めて数か月後、彼の家族が開いたホームパーティに呼ばれた日本人女子。
たまたまその日具合が悪く、でも折角誘って貰ったのだから、と無理をして参加しました。
彼の家族は笑顔で彼女を大歓迎し、ご馳走を振る舞い、沢山話題をふってくるものの、彼女は具合が悪く、ろくに食べることも話すことも出来ませんでした。
余りにも具合が悪いので、早めに切り上げたところ、「送っていくよ」と追ってきた彼は激怒。
「僕の家族が気に入らないんだね!!僕の家族は皆君に会えるのを楽しみにしていたのに!!」
具合が悪いんだ、と言っても「本当に具合が悪いなら最初から来ないだろ!そんな嘘までついて早く帰りたいなんて!そんな人だなんて思わなかった!残念だけれどもうお終いだ!」と取り付くシマもありません。
彼女としては「体調が悪い中精一杯無理したのに…」と涙にくれるばかり。
こんな価値観のズレも外国人カップルあるあるです。
同じものを見ても、しても、その時感じること、受ける印象が国が違えばまるで違う。
LINEのスタンプひとつとっても全く違う意味で理解されてしまう…なんてことも。
そんな小さくも大きい日々の違いを「面白い!」と思えるか、「面倒…」と思うか、が外国人カップルのカギではないでしょうか。
外国人の恋愛観を知ろう
外国人の恋愛観、と言ってもお国柄、地域柄により様々です。
ただ、ひとつ日本人と大きく違うのは恋愛感情が末広がりの人が多いということ。
日本人はお付き合いを始めた当初や新婚時は、周囲も目があてられないくらいラブラブ。
けれど、時間と共にマンネリ化し、相手をぞんざいに扱ったり、それでなくても空気のように「いて当たり前」になり、雑な関係になってしまうカップルが多いですよね。
けれど、多くの外国人はこれが真逆。
軽い気持ちで付き合いはじめ、徐々に相手のことを好きになり、時間がたてばたつほど相手のことが大切になり、かけがえのないパートナーへと成長します。
「晩年離婚」や「家庭内別居」なんて寂しい言葉が定番となりつつある日本とは違い、ラブラブのおじいちゃん・おばあちゃんカップルが多いのが特徴です。
愛は時間をかけて紡ぎあげるもの…
だから彼らは”I miss you.” “I need you.” “I want you.”と腐るほど繰り返しても、深い関係になるまでは”I love you”とは余り言わないのかもしれません。
一時の恋の情熱で燃え上がり、後は鎮火するばかり…といった、根っからの日本人気質の人には、徐々に愛情を深めていく外国人の想いは、時にもの足りないと感じるでしょう。
まとめ
高校生活を海外で過ごした私の友人の中には、そのまま海外生活を続け、運命の人と巡り会い、外国人と幸せな結婚をした人もいます。
私や友人は、日本人、カナダ人、香港人、台湾人、韓国人、アメリカ人、スペイン人、ドイツ人とグローバルにデートをしましたが、どの国の人が良い、という定義はありません。
同じ日本人でも良い人、悪い人、素敵な人とそうでない人がいるように、外国人でもそれは全く同じです。
ただ、あなたと縁があり、相性があうかどうか。
国が違えどそれは決して変わりません。
あなたが英語力を活かし、「外国人とつきあう」という正直ちょっとカッコイイ経験をされ、国も言語も文化も常識も何もかも違う人と互いに分かりあう努力をし、理解力を深め成長されることを願っています。
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