カナダ留学はおすすめ⁉︎リアルな魅力を徹底解説【体験談】

目次
グローバル化が急速に進んでいる今の時代において、語学留学をしようと考える日本人の数は年々増加の一途をたどっています。
そして留学をしようと考える人が真っ先に直面する問題が、『どこの国に行くべきか』ということです。
そこで、カナダのトロントにて約半年間の語学留学の経験をベースに、当記事ではカナダ留学のポイントを解説していきます。
カナダの概要
カナダの国土と人口
カナダの国土面積は非常に広く、その広さはロシアに次いで世界第2位となっています。
しかし、これほど広大な国土があるにもかかわらず、全人口は3500万人ほど。
日本と比べると、いかに人口密度が低い国であるかがわかります。
また、全人口のおよそ20%が移民で構成されており、いわゆる移民国家としても有名です。
移民の内訳としては、中華系、フランス系、フィリピン系などと多岐に渡ります。
カナダの気候
非常に広大な土地を有するカナダの気候は、地域によって大きく異なります。
バンクーバーなどがある西海岸は比較的温暖で、トロントなどがある東海岸は比較的寒冷な気候です。
そして、カナダの気候の最大の特徴といえるのが、季節を問わず乾燥しているという点です。
カナダといえば、冬はかなり寒いイメージがあるため、みなさん防寒対策はバッチリしていく人は多いと思います。
ですが、乾燥まで気にする人はそう多くないのではないでしょうか?
そこで乾燥に敏感な体質の方は、季節を問わず乾燥対策が必要です。
カナダの治安
総じてカナダは治安が良い国です。
インターネットで調べていると、『カナダは世界一住みやすい国だ』なんて書いてあることがあります。
そういったブログなどを見て、何をもって一番住みやすいと言っているのだろう?と思っていましたが、今回カナダに行って治安が良い原因わかりました。
それは、とにかく人がいいということです!
住みやすい国の条件として、IT環境や交通の便がいいなど、様々なインフラが整っているなどが挙げられます。
もちろんインフラも大事な要素ですが、それ以上に人々が優しさに溢れているのです。
例えばですが一度、雪道を歩いていて、盛大に転んだことがありました。
あまりに派手に転んだため、起き上がるのに時間がかかっていると、道路の反対側でそれを見ていた人が心配して駆け寄ってきてくれたのです。
そんな心の優しい人ばかりだからか、カナダは本当に治安がいいです。
治安の心配はまずしなくてよいでしょう。
カナダ留学は高校生や社会人にもおすすめ?
治安の面を考えても大学生だけでなく、カナダ留学は高校生や社会人にもおすすめです。
語学学校では学生ばかりと思っていましたが、意外にも多くの社会人の方も学んでいます。
社会人同士がお互いの仕事について英語で語り合ったりという場面も、幾度となく目にしてきました。
落ち着いた環境で、高校生、大学生そして社会人にとっても勉強しやすい環境が整っているのが、カナダでの語学留学のポイントといえるでしょう。
カナダ留学のメリット・特徴
まず、英語の習得を目的に留学する人は多いと思いますが、一口に英語といっても、イギリス英語やアメリカ英語があるように、カナダにもカナダ英語というものがあります。
このカナダ英語の最大の特徴が、各地域をみても標準英語と比べて訛りが少ないということ。
イギリス、アメリカ、さらにはオーストリアにあるような、地域ごとの独特なイントネーションやアクセントが、カナダ英語には全般的に少なく、総じて標準的な英語と言われています。
カナダ留学の費用
留学しようと思ったときに、まず気になるのが費用です。
ホームステイの場合だと、留学期間別に、
1ヶ月:40〜50万円
3ヶ月:90〜100万円
6ヶ月:140〜150万円
12ヶ月: 250〜260万円
(いずれも学費・生活費込みの総額です。)
となることが多いようです。
もちろん、学校や、選択するコースによって多少金額は変わってきますが、おおよそ上に書いた金額から大きく外れることはないでしょう。
また、ホームステイではなく、自分で物件を借りる場合は、上の金額にそれぞれ20〜30万を足した金額が相場のようです。
カナダ留学はホームステイが一般的?
カナダ留学先での滞在方法は、賃貸物件を自分で借りる方法、もしくはホームステイとなります。
カナダ留学の場合は特に、ホームステイをしている人の方が圧倒的に多いです。
ホームステイの方が滞在費を安く抑えることができますし、現地の一般家庭の生活様式も垣間見ることができるため、非常に人気のようです。
カナダ留学に必要な持ち物・準備
留学エージェントを利用する場合、渡航前にエージェントから、留学のしおりが届きます。
そのしおりの中に必要な持ち物や準備が全て記載されているので、しおりには必ず目を通しましょう。
留学とはいっても、ほとんどのものは現地で調達できるので、特別用意しなくてはいけないものはそこまでありません。
ただ、絶対に忘れてはならないものがビザの取得です。
留学期間が半年以上の場合はビザ、半年未満の場合はETAという電子渡航認証を取得する必要があります。
ビザまたはこのETAがないと、カナダに入国することができないのです。
ETAはインターネットの申請のみで取得できますので、渡航前に必ず申請しましょう。
(※ビザについては2019年3/1現在のものです。詳細については必ず大使館に確認してください。)
カナダでは留学しながらワーキングホリデーは可能?
留学したいと考える人の中には、学校で勉強するだけではなく、学校に通いながら働いてみたいと思う人もいるのではないでしょうか。
もちろんそうすることも可能です。
しかし、勉強することと働くことの両方をしたいという場合に、一つ注意してほしいことがあります。
それは滞在期間です。
留学のみの場合は、短くても問題ありませんが、ワーキングホリデーも経験したい場合、少なくとも半年以上の滞在の予定がないと、就業先に受け入れてもらえないケースがあるようです。
要するに働くのであれば、まとまった一定の期間が必要だということです。
失敗しないためのカナダ留学の注意点
英語をマスターしようと意気込んで留学に臨むのは大変素晴らしいことです。
しかし、その気持ちが強すぎるがあまり、時間を惜しんでどこにも行かず、学校と自宅の往復のみになってしまってはもったいないです。
せっかくカナダという多様性溢れる国に来たのなら、心をオープンにして、いろんな体験をして、カナダという国を肌で感じてほしいです。
国を知ることだって、言語を習得する上では大変重要なことなのですから。
まとめ
治安も良好、人も優しい、そして大概の場所でも標準近い英語を話すカナダ人。
そして多様性溢れる移民国家において、留学を通じて多くの英語に触れられる環境は、学生や社会人にとっても大変貴重なものです。
ぜひとも積極的な心をもって、カナダを知ろうと英語を駆使して行動してください。
そうすることで日本では得られない貴重な経験と勉強ができ、あなたの留学は楽しくなり、英語も上達できることでしょう。
他の英語圏の国・地域と比較したい方はこちら