【香港MBA取得者が語る】アジアMBAの魅力を徹底解説

【香港MBA取得者が語る】アジアMBAの魅力を徹底解説

アジアか欧米かで留学先を考えている
アジアのMBAって実際どうなの?

など、MBA留学を検討している方の中には、アジアのMBAを考えている方も多いでしょう。

当記事では、香港・中国のMBAに留学した経験を混じえて、アジアMBAの魅力に迫りたいと思います。


アジアでMBA――もっと気軽に、もっと成長できる場所へ
※香港中文大学MBAの先輩の著書です。こちらもご参考ください。

アジアMBAの概要

アジアMBAの概要

各校詳細は、各々が出している公式見解や、日本人向け非公式サイトなどがありますので、そちらをご覧いただく形がよいですが、当記事では概要を解説します。

香港MBAについて

香港大学(HKU)、香港中文大学(CUHK)、香港科技大学(UST)、香港城市大学(City U)の4校がMBAとして著名で、それぞれが独特の校風を持っています。

大学側は【ファイナンスに強い】、【うちはマーケティングNo1】とPRしていますが、年によって方針などが変わることがあります。

また、各々の大学に【実情】があるので、興味がある大学を見つけたら、キャンパスビジットなどを必ず行い、実際のところを確認すると良いでしょう。

授業は英語ですが、キャンパス外に出ると広東語、深センに行くと中国語(普通話)の環境ですので、英語+中国語の勉強が可能です。

また、大学によっては中国語のレッスンを行ってくれるので、中国語も熱心に勉強されたい方にも香港はおすすめです。

香港のロケーションについて

中国・深センに近く、香港の国際的文化のみならず、気軽に中国のカルチャーにも触れることができます。

4校合同イベントについて

毎年、4校が合同で【香港MBAフォーラム】と題して、各々の業界の第一人者を招いて講演会を行っています。

また、香港で成功された日本人起業家を囲んでの勉強会などが開催されたりと、香港4校同士はつながりがあります。

シンガポールMBAについて

シンガポール国立大学(NUS)、南洋理工大学(NTU)、シンガポール経営大学(SMU)がMBAとしては有名です。

その他、フランスのINSEADなど欧米系のMBAも、シンガポールにキャンパスを構えています。

他のアジア諸国にも近いので、留学中に他国の文化・ビジネスを知る経験もたくさんできるでしょう。

中国MBAについて

北京大学、長江商学院、清華大学、CEIBS、上海交通大学、復旦大学などが著名なMBAとして挙げられます。

授業は英語ですが、キャンパス外は中国語(普通話)という環境なので、中国語もセットで学べるでしょう。

その他アジア諸国のMBAについて

その他、タイ、インド、韓国、フィリピン、台湾などにも外国人を受け入れるMBAがあり、日本人も時折留学しています。

アジアMBAのメリット

アジアMBAのメリット

英語にプラスして中国語も学べる

香港・中国については、授業は英語、外では中国語(普通話)も学びやすい環境です。

なので『形に残るスキルを身につける』という観点では非常に有効でしょう。

HSKという中国語のレベルを測るテストがあり、レベルはHSK1級から最高の6級まであります。

本気でやれば漢字を知っている日本人なら、MBA留学しながらでもHSK6級取得が可能です。

アジアMBAも就職に有利

日本において、欧米のMBAと遜色ない就職実績で、MBA取得者に人気の外資系金融、コンサル、その他大手企業などからの内定も、アジアMBA卒業者から出ています。

アジアから日本は近い

日本からアジアの国々は非常に近く、卒業後も気軽に【母校】を訪ねることができます。

そのため、アジアMBAでできた友人とも簡単に会うことができ、強固な人的ネットワークが卒業後もキープできます。

アジアMBAの日本人同士でつながりができる

アジアMBA取得者で毎年【アジアMBA祭り】というイベントを行っており、アジアMBA生同士の交流は非常に深いです。

アジアMBAという希少価値

日本人の中で、アジアのMBAに行く人はまだ少なく、希少価値があると言えます。

就職面接においても、アジアMBAの卒業ということで注目されることもしばしばです。

欧米トップと比べ、GMATやTOEFLなどで高得点を求められない

MBA留学の第一関門といえるGMATやTOEFL。

欧米のトップスクールへ行こうと思えば、これらの試験は非常にハードルが高いものとなっています。

しかし、アジアのMBAではGMATやTOEFLもそこまで高得点を求められない傾向にあるので、比較的労力をかけることなく合格できます。

一部の方は、

GMATやTOEFLで高得点を取らないなんて逃げだ!

と思う方もいらっしゃるでしょう。

もちろん、その考えも正解です。

しかし、世の中には費用対効果というものがあります。

労力が少なくビジネススクールに入学し、その後に希望するキャリアを掴めるとしたら、それは一つの賢明な選択と言えるでしょう。

また、もしあなたが私費留学で仕事しながらMBAを目指している場合、勉強も仕事も頑張らないといけません。

その際に、GMATやTOEFLで成果を出すことに力を入れすぎて、現在の仕事(ビジネス)がおろそかになるのでは、周りに迷惑をかけてしまいますし、MBA取得というビジネスの高みを目指す者として矛盾が生じるでしょう。

MBAにおけるGMAT、GREなど、各種試験対策を知りたい方はこちら

アジアMBAの特徴

アジアMBAの特徴

大学によってはGREやIELTSで受験も可能

GMATやTOEFLが苦手な方は、GREやIELTSでの受験をおすすめします。

これらの試験を認めてくれる大学もあるので、大学側に確認してみてください。

アジアのMBAは1年制が多い

MBAは2年制というのが基本の中、アジアMBAは1年制という学校が、香港・シンガポールを中心に多数あります。

勉強は2年でなく、1年で充分という方は、アジアのMBAを検討してみましょう。

アジアMBAのランキングについて

Financial Timesの世界MBAランキングを見ると、香港やシンガポールを中心に、他の欧米MBAと肩を並べる、もしくはそれ以上にアジアMBAのランキングが上っています。

また、中国でもCEIBSを中心にランキングが上昇している傾向にあります。

ランキングもMBAを選択する際に重視されている方は、アジアMBAも候補に入れてよいでしょう。

アジアMBAの費用について

1年制の大学も多く、国によっては物価が安い、そして授業料も安い大学があるため、欧米より学費+生活費を抑えやすいでしょう。

学校にもよりますが、生活費込みで600~800万円にて卒業も有り得ます。

そして、まだまだアジアMBAは日本人の数も少ないので、ダイバーシティを求める大学側としては日本人を入学させたい気持ちがあります。

そこで、大学側も日本人には多額の奨学金を支払うケースがあるので、さらに学費を抑えることも可能です。

アジアMBAの年齢層について

アジアMBAの日本人を見ていると、年齢層は多様です。

25~6歳のMBA生もいれば、33~8歳の方もMBAに来られています。

もしあなたが年齢を気になされているのでしたら、もちろん、大学によりけりかもしれませんが、過剰に気になさらなくてよいでしょう。

アジアMBA選択のポイント

アジアにも多くの著名な大学がありますが、MBAを選択される際は、

大学がある国・地域が好きになれるか
その大学で何をしたいのか
希望する大学の校風やその先輩方の性格が、あなたに合うのか

を重視してください。

ランキングも重要だとおっしゃる気持ちもわかりますが、ランキングは年度によって大きく変動することがあります。

アジアMBA生を見ていると、

自分の大学がある地域・国が好きになれない
本当はマーケティングにフォーカスしたかったが、大学がファイナンスに力を入れている
大学の校風や周りの生徒と気が合わない

という理由で苦しむ日本人がいるのも事実です。

ランキングだけで大学を選ぼうとしているのであれば今一度、考え直す方がよいでしょう。

アジアMBAの注意点

昨今、アジアMBAのプレゼンスも上がってきていますが、それでも欧米のトップスクールのほうが知名度があるのも事実です。

そして、先程の繰り返しですが、ビジネススクール選択のポイントはロケーションです。

自身の希望を叶えたいと考えた際に、その近道がアジアという場所になければ、欧米MBAに活路を求めるべきでしょう。

また、アジアより欧米のカルチャーの方が好きな方は、迷わず欧米のスクールを選択する事をおすすめします。

さらにはアジアのビジネススクールは比較的少人数なため、大人数のビジネススクールに興味がある方は欧米の方がよいでしょう。

アジアMBAには欧米系の学生が少ない?

アジアMBAでは、大学によってアジア系の学生が多数を占めるのも事実です。

もし欧米の学生と多く接点を持ちたいのでしたら、欧米系のビジネススクールを検討するほうが良いでしょう。

その他、社会人留学のリスクとリターンを検討したい方はこちら

まとめ

アジアMBAの魅力まとめ

MBAランキングの上昇につれて注目が集まるアジアMBA。

アジアが好き、中国語も勉強したい、学費を安く抑えたい、そしてアジアで思い切り活躍したいなどお考えの方は、ぜひともアジアMBAを検討してみてください。

きっとアジアMBAの経験は、あなたの人生を豊かなものにするでしょう。

MBA取得のメリット・デメリットを検討したい方はこちら

MBAとは?取得のメリットとデメリットをMBAホルダーが徹底解説

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