【体験談】オーストラリアへ語学留学はおすすめ?メリットと注意点をわかりやすく解説

目次
グローバル化が進み、進学やキャリアアップのために海外留学する学生・社会人が近年増えてきました。
インターネットの普及で海外の情報をたくさん得ることができますが、情報が多すぎて迷ってしまうこともあると思います。
せっかく時間とお金をかけて留学するのであれば、安全で充実した生活をおくりたいですよね。
そこで、今回は私の4年間のオーストラリア留学生活の経験をもとに、オーストラリアの語学留学事情についてご紹介したいと思います。
あわせて当記事が、あなたの留学先選定に際しての判断材料になれば幸いです。
オーストラリア留学のメリット
国によって様々なメリットがありますが、それには違いもあります。
オーストラリアでは特に他の国と比較して、治安と学習する環境に大きなメリットがあります。
治安・気候などの環境について
治安は他外国と比べて比較的安全な国と言われています。
しかし日本と比べると置き引きやスリ、夜の繁華街での危険はどうしてもありますので、最低限の注意は必要です。
貴重品の持ち方や、トラブルになりそうな夜中の繁華街には注意しましょう。
しかし、基本的にオーストラリアの方々はフレンドリーで、街でバスを待っている間に普通に話しかけてくれたりと優しい印象が強いです。
気候に関しては南半球のため、日本の季節の反対になります。
州にもよりますが、南オーストラリアでは夏(12月~2月)は最大気温が40~45℃にもなり、非常に暑くなったりする場合もあります。
また冬(6月~8月)は雨も増えることで気温は10℃以下になり、暑いイメージのあるオーストラリアでも肌寒いため、防寒着の準備は必要です。
オーストラリア留学でおすすめの都市
オーストラリアはどの都市も住みやすいでしょうが、主に以下の3都市がおすすめです。
アデレード
オーストラリア南部に位置し、海岸沿いにある都市です。
他の都市に比べて田舎で、治安もよく勉強に集中できます。
ケアンズ
世界遺産のグレートバリアリーフでおなじみの場所です。
海沿いでリゾート感があり、アクティビティも充実しています。
メルボルン
海沿いにあり、シドニーに次ぐ第二の都市です。
世界で最も暮らしやすい都市に選ばれるほどの場所で、かつ綺麗でおしゃれな街並みを体験できます。
オーストラリアでの学習環境について
オーストラリアの語学学校は様々なタイプがあり、日常会話に特化したクラスや、IELTSクラス、ビジネスクラス、大学進学に向けた大学附属の語学学校など目的に合わせたコース・学校を選ぶことができます。
授業内容は主にライティングとスピーキングが多く、他の生徒達とグループになってディスカッションやプレゼンテーションをします。
日本での英語勉強のスタイルと違ってかなり実践的です。
生徒は、アジア圏の中国・韓国・ベトナムやコロンビア・ブラジルなど多国籍の生徒たちと一緒に学びます。
スピーキングが得意な生徒やライティングが苦手な生徒など、それぞれ母国での英語の指導スタイルに違いがあるため、一緒に勉強をしているととても刺激になります。
ちなみに日本人はリーディング、単語力、文法が得意で、スピーキングが苦手というのが、現地の先生や他国の生徒の印象です。
なので、スピーキングを磨くにはオーストラリアも魅力的な場所です。
オーストラリアの訛りについて
もちろん、オーストラリアにも独特の訛りがありオージーイングリッシュと呼ばれます。
しかし、学校内の講師やテレビでは標準英語を話すので、訛りに悩む必要は無いでしょう。
ちなみにオージーイングリッシュの特徴は、
イギリス英語の影響を受けている
A(エイ)の発音がアイになる
などがあります。
正直なところ英語の訛りはアメリカ、イギリスなど世界どこでもあります。
なので訛りにを気にして『聞き取れない』と困惑するのはただの時間の浪費でしょう。
オーストラリア留学の費用
留学準備を勧めていく上で、費用はとても大事な要素です。
では以下に概算の費用をご紹介します。($1=80円 2019年1月)
オーストラリア留学の学費
ほとんどの語学学校は1週間計算で費用が設けられており、$400/週(約33,000円)が相場になります。
仮に、半年の期間を語学学校で学ぶとすると、24週間×$400=$4800(約38万円)という計算です。
オーストラリア留学の住居費
住まいに関しては大きく分けて2つ、ホームステイかシェアハウスがあります。
ホームステイは、$280/週で3食付きが最も多い相場です。
ガス・水道・電気・Wi-Fiはすべて上記の費用に込みになっていることが多いですが、ホスト側によって様々です。
はじめて留学する方や料理などに自信がない方は、最初はホームステイを選ぶと良いでしょうし、ホストマザーたちと日常会話をすることが多いため、生の英語を経験できるメリットもあります。
シェアハウスは$150/週でガス・水道・電気・Wi-Fiはすべて込みになっていることが多いです。
この相場は場所によって様々で、シティの中のシェアハウスはやや高く、シティから離れると比較的安くなります。
オーストラリア留学の食費
外食費用ですがランチでは$15(約1,200円)、ディナーでは$20-25(約1,800)というところが多いです。
その他、日本食の代表格のラーメンは$13(約1,000円)、レストランでのペットボトル飲料(500ml)は$3.5(約280円)と、日本と比べると外食費はやや高いです。
なので、食事をできる限り浮かしたいという方は、自炊することをおすすめします。
その他の留学にかかる費用
その他の費用として飛行機代、留学中の保険、現地の交通費などがあります。
飛行機代は、だいたい往復で8万~9万ほどです。
留学中の保険は、語学学校の場合は学生保険に加入する形となりますので、これはエージェントや学校側から指定された保険や期間により値段が変わってきます。
現地の交通費ですが、住まいをシティ内にすればバス等を使用する機会があまりないため、費用はそんなにかかりません。
もしシティ外に住まわれた場合は、バスやトラムを使用します。
これは州によって費用が変わってきますが、相場は1回$2~3(約170円)かかります。学生割引や28日パス(1ヶ月乗り放題)などがありますので、自分にあったプランで購入することをおすすめします。
オーストラリア留学で可能なアクティビティ
留学中はその州ならではのアクティビティや、学校側が企画しているイベントを楽しむことができます。
比較的多いのは、オーストラリアの歴史に因んだミュージアムや博物館、フッティーやクリケットなどスポーツ観戦、BBQやマリンスポーツなどです。
また、ワイナリーがとても多い為、休日にワイナリーツアーに行くこともできます。
オーストラリア留学に持っていけばよかった物
比較的なんでも現地で購入できますので、持っていけばよかった的な
ものは少ないでしょう。
最近では「ダイソー」など日本製品の店もオーストラリアに導入されているため、現地で購入できます。(若干割高ですが、、、)
強いて言えば、オーストラリアの洗濯機は非常に荒いので、
大事な服などを長期に渡って大事にしていきたい方には、ネットなどを事前に準備しておかれると良いでしょう。
オーストラリア留学の注意点とデメリット
注意点としては、何事も「余裕を持って行動する」ということです。
オーストラリア人は良くも悪くものんびりしています。
学校やビザの手続きなど返答にかなり時間がかかることがあります。
もし、期限が決められている手続き等がありましたら、余裕を持って前もって手続きしておくことが大切です。
期限ギリギリで行うと、場合によっては間に合わないこともあるかもしれません。
これは日常生活の中でもあり、例えばバスの時間です。
日本と同じようにバスの発着時間はあるものの、ほとんど時間どおりに来ません。
もしバスを使用して学校に通う場合は、1本か2本余裕を持ったバスを利用することをおすすめします。
オーストラリア留学におけるエージェントの選び方
エージェントに関しては、それぞれに特徴や強みを持っていることがあるため、自分が留学する目的に合うエージェントを選ぶと良いでしょう。
例えば、現地の語学学校とコネクションをもっているエージェントや、現地に店舗を持っているエージェントがあります。
頼りになるエージェントだと留学中に、思いもよらないことや困ったことがあっても日本語で相談もでき、非常に助かる場合があります。
大学や語学学校との手続きで返答が遅く困っていたときも、エージェントに相談し直接学校側とやり取りしてくれると、非常に早くスムーズに進むこともあります。
まとめ
治安も気候も良好で、語学学校では実践的な英語を学べ、さらにはアクティビティも充実していることからも、オーストラリアでは内容の濃い留学生活を過ごせるでしょう。
現地で楽しみながら頑張ることが大事ですが、事前にどれだけ調べ準備しておけるかもとても大事になってきます。
少しでもこの記事が、これから留学する方の参考になれば幸いです。
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