【学生必見!】リクルーター面談を行う際の注意点を徹底解説

目次
リクルーター制度ってよく聞くけど、これって何?
『採用とは関係ありません』と言ってるけど、本当?
就活が本格化する中、若い社員から電話が掛かってきて『喫茶店でお話しませんか?』などという電話が掛かってくることがあるでしょう。
そしてなんかよくわからないけど、喫茶店に行ったら入社3〜5年目くらいの社員が『採用と関係ありません』などと言いながら、お茶代を出してくれて志望動機やサークルの話を聞いてくる。
そう、これがリクルーターと呼ばれる人たちなのです。
そこで『採用と関係ないとか言いながら、信じていいの?』と思うあなたへ、リクルーター面談を行う際の注意点をお伝えしたく思います。
当記事を読めばリクルーターの実態を知ることができ、就活を有利に展開できるでしょう。
就活全般のやり方について知りたい方はこちらの記事をどうぞ
リクルーター面談の目的
リクルーター面談の目的は、新卒の面接が解禁される前に優秀な学生を囲い込むために行われ、採用にに人とお金を掛けられる企業がよくやる方法です。
企業側にとっては面接解禁前とはいえ、良い学生を自社に取り込むうえで学生の選別(選考)も兼ねていることが多いです。
リクルーター面談で聞かれる質問と準備
リクルーター面談では面接と同じく、
志望動機
あなたの強み・弱み
学生時代に頑張ったこと
など通常の人事面接で聞かれるようなことが質問されます。
また面接っぽくは行わず、ただリクルーターがあなたからの質問だけを受け付けるというパターンもあります。
つまりは、通常の面接と同じようにリクルーター面談の準備を行うとよいでしょう。
『選考に関係ない』は信じてもよい?
リクルーターが電話などであなたに、
『今回お会いするのは選考に関係ありません』
と話をしてくるでしょう。
しかし、この言葉は絶対に信じてはいけません。
リクルーターはあなたを選考したいからアプローチしてきます。
正直なところ、私自身も学生時代に『選考に関係ないから』と言われて喫茶店に呼び出されたら、思いっきり面接されたことがありました。
経団連での取り決め上、面接解禁までは選考をしてはいけない建前になっていますので、リクルーターの言い分も理解できますが不誠実な気もしました。
なので私がリクルーター的業務を命ぜられた際、
『これって選考と関係あるのですか?』
と学生に聞かれたら、
『それは察してください』
と答えていた覚えがあります。
リクルーター面談で落ちる?
もちろんリクルーター面談で落とされることはあります。
リクルーターは歳が近い人が会社より選ばれるため、ついつい学生のあなたも馴れ馴れしく話しがちに。
忘れてほしくないのは、若いとはいえ相手のリクルーターも面接官と同じ権限があります。
つまりは、あなたの態度が悪ければ落とすことだってあり得る話です。
リクルーター面談での話し方、マナー
当然ですがリクルーターもあなたを選考している立場なので、軽々しい表現や態度は絶対に避けてください。
〇〇っすねー
〇〇なんすか?
などという若者言葉を使うのは絶対にやめましょう。
また、面接の待合室などであなたをリラックスさせるために、リクルーターの方も声を掛けてくれると思いますが、最低限のマナーを守ったうえで接してください。
先方はあなたを落とすつもりで近づいてきてはいませんが、気が緩みすぎて若者言葉などを使わないようにしましょう。
そして要注意なのが待合室などで椅子に座る際の態度です。
体がズリ落ちたような座り方であったり、足を組んだりするのは当然ですがNGです。
ぜひとも注意してください。
服装は何を着ていくべきか?
面接と同じと思っていただいてもいいので、リクルートスーツがよいでしょう。
ただ、会社が私服を来てくるように申し出た場合は、画像のようにビジネスカジュアルにするのがおすすめです。
リクルーター面談で名刺は用意すべき?
先方に名刺を渡したからといって有利に働くこともないと思いますので、名刺は特に用意する必要はないでしょう。
リクルーターがつく人つかない人
あなたにリクルーターがつくつかないの基準は会社によりけりですが、
学歴が高い順
エントリーシートを早く出した順
などによってリクルーターがつくつかないが判断される場合もあります。
たとえば、あなたが志望する会社にエントリーシートを出すのが遅過ぎる場合はリクルーターがつかず、そのまま面接に入るケースもあります。
リクルーター面談って推薦なの?
企業によっては研究室、ゼミや部活によるリクルーター面談の推薦などがあるそうですが、一般的にはエントリーシートを出したら声がかかるような形です。
リクルーター面談でお礼のメールは必要?
名刺などをもらった場合や、相手と距離感が近い場合はお礼のメールをするのはよいでしょうが、そうでなければ普通の面接と同じだと思ってもらって大丈夫なので、お礼のメールは必要ないと考えます。
ただしあなたの志望する会社から内定が出て、その会社に行くと決めた場合はリクルーターの方にお礼のメールを入れるのは入社後の関係を考えると良いことでしょう。
まとめ
以上、リクルーター面談の注意点を掲載しましたが、
リクルーターの『選考に関係ない』の言葉を真に受けない
面接がある思ってリクルーターと会う
リクルーター面談をしたい場合は、早い目にエントリーシートを出す
リクルーターの年齢が若いとはいえ、油断しない
などに注意をしてリクルーター面談対策を行ってください。
リクルーターはあなたのことを気に入れば最終面接までサポートしてくれるので、ぜひとも気に入られるように頑張ってください。
当記事があなたの就活の参考になれば幸いです。